昨夜はハンドベルの演奏会にご招待頂きました。
演奏チームは『Green Meadowハンドベルリンガーズ』という結成20年の大変歴史のあるチームです。

ハンドベル演奏会
このチームとは昔から交流があり、特にクリスマス時期は毎年素敵な演奏でハンドベルの音色を楽しませて頂いていて、ハンドベルに関してかなり勉強させて頂いております。
ハンドベルは今から450年前にイギリスで発祥した楽器で、タワーベルの練習用として手でも持てるようにと作られた楽器です。
青銅の鐘とその中の振り子、革製のハンドルでできていて、小さいもので約200g、大きいもので約8kgの重量があります。小さいものは高音、大きく重いものは低音を奏でます。

ハンドベル
ピアノやその他の楽器は、一人で演奏するものが多いのですが、約15人ほどで70個近いベルを操り、チーム全体で楽曲のグルーブ感を作り出すその団結力には本当に驚かされます。
一人でも欠けると演奏にならないというハンドベル演奏は、それに取り組むチームワークの重要性が問われます。
その意味でも『Green Meadow』の皆様の練習に取り組む姿勢や熱意が大きな力となって、ここまでの演奏を作り上げているのだと思います。
聴感的な演奏形態はピアノの演奏に近いように思いますが、ピアノは最大で10音(指が10本なので)になりますが、ハンドベルの演奏に関しては約15人の全員が両手で鳴らす箇所もあるので、30音近く鳴っている部分もあるように思います。
それだけ、厚い響きが再現可能な楽器と言う事ですね。
聴いた感想は、天使が軽やかに踊っているようなきらびやかな感じとでもいいますか、クリスマスにとても素敵な美しい演奏を堪能させて頂きました。