ミュージシャンがレコーディング現場やライブなどで、楽譜を元に曲を演奏する上で鍵を握るのは、いかに編曲家(アレンジャー)の意図に沿った演奏が出来るかです。

プロのレコーディング現場では、アレンジャーも細かく音符を書くというより、コード譜と基本となるマスターリズム譜、ポイントとなる”決め”のリズムを書くだけの場合が多いんですね。

後はスタジオミュージシャンが譜面と楽曲を理解して演奏していくのが通常です。

もちろん、StringsやHorn、決めのメロ…etcはキッチリ譜面(音符)を書きます。

楽譜にはテンポや強弱など色々な 記号がありますが、今日は簡単な強弱記号についてを書きたいと思います。

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楽譜に記載される強弱記号

  • fff (フォルテッシッシモ) ⇒ 最大限に強く
  • ff (フォルテッシモ) ⇒ 凄く強く
  • f (フォルテ) ⇒ 強く
  • mf (メゾフォルテ) ⇒ やや強く
  • mp (メゾピアノ) ⇒ やや弱く
  • p (ピアノ) ⇒ 弱く
  • pp (ピアニッシモ) ⇒ 凄く弱く
  • ppp (ピアニッシッシモ) ⇒ 最大限に弱く

楽譜に出て来る強弱記号は上記の8種類に加え、アクセント記号、クレッシェンド・デクレッシェンドがあります。

アクセント記号

・アクセント記号 ⇒ その音をアクセントを付けて演奏するという意味

※このように音符の上についている事が多い

クレッシェンド

・クレッシェンド ⇒ だんだん強く

デクレッシェンド

 
・デクレッシェンド ⇒ だんだん弱く

ここは意外とどっちがどっちだったか紛らわしくなることもあるので、簡単な覚え方はクレッシャンドの頭文字「ク」をひらがなにすると「く」 になりますね?

「く」の形が クレッシェンドと覚えましょう(笑)

バンド等で全員で合わせる時など、サビ前にクレッシェンド記号がよく出て来ると思いますが、コツは最初の音は弾かない位のイメージでもOKだと思います。

強弱記号は上記の8種類+3種類しかないので、覚え易いと思いますので是非頭に入れておいて下さい。

ワンズウィル 下田 義浩