先日、【初心者が譜面を読むための練習方法】で音符の種類を説明しましたが、今日は音符に付属するアーティキュレーションを表す記号(演奏記号)を紹介したく思います。譜面を読む上で、奏法も非常に重要になります。
- アーティキュレーションとは?
- 音楽の演奏において、各音の切り方、音や音のつながりなど、演奏上の様々な音楽的表情を表すための記号
代表的なアーティキュレーション記号を紹介します。中には似ていて紛らわしいような記号もありますので頭に叩き込んで下さい。
スラー
まずは、良く見かけるスラー。
この記号があったら音が途切れないように滑らかに演奏しましょう !
タイ
スラーと似ていますが、音程が変わらないものはタイと呼びます。 音を切らずに繋げるので画像は2分音符と同じ意味になります。
メゾスタッカート
こちらも上2つに良く似ていますが、メゾスタッカートと呼び、3/4の長さで演奏するという意味です。
つまりは画像は付点4分音符と同じ意味になります 。
スタッカート
半分の長さで演奏するというニュアンスです。では8分音符と同じ意味? と感じると思いますが、画像はあくまでも4分のスタッカートであって、厳密に言うと8分音符とは異なります。あくまでも4分音符を弾くイメージで半分で切る!という表現です。
テヌート
スタッカートとは逆で音の長さを十分にとって演奏するという意味です。
スタッカーティシモ
これまたスタッカート記号と似ていて紛らわしいですが、スタッカーティシモと呼びます。1/4の長さで演奏する意味ですが、やはり微妙に16分音符と意味は一緒でもニュアンスが異なります。音楽は奥深いのです!!
ついて来れてますか??
テヌートスタッカート
これはテヌートスタッカートといい、3/4の長さで演奏します。
さきほどのメゾスタッカートと同じ意味です。
フェルマータ
【フェルマータ】と呼びます。この記号がつく音符を2倍くらいの長さで演奏します。
なかなか難しくなってきましたので、この辺にしときましょう。。今日紹介した奏法の記号は8個です。是非、覚えて下さいね!