五線紙を眺めて、音符の音を下から「ド、レ、ミ、ファ、、、、」ってひとつずつ数えて捜している人がよくいますが、これは時間のロスです 😥
僕が子供の頃にピアノレッスンで最初に習った裏技を紹介します。
≪ト音記号≫の五線譜の場合
下の線から「ミソシレファ」
この五線の順番を「ミソシレファ」を呪文のように覚えると2倍のスピードで音符を読むことが出来ます。
≪ト音記号≫で五線譜の上に線がある場合
では次に、以下の図の様な五線譜のかなり上にあるような音符の場合はどうなるか?というと
呪文「ミソシレファ」のお尻に「ラド」を加え、「ミソシレファラド」となります。「みそ汁はラード」って覚えて下さい。
図の音符は下から「ミソシレファラド、ミソシ」の順となるので「シ」の音になります。
五線譜の1番上の「ファ」の線から、更に1本追加された線が「ラ」になり、2本追加されれば「ド」になります。
この7文字の順番(ミソシレファラド)を覚えさえすれば、図の様に更に線が追加された場合も同じ呪文をもう一度繰り返す事で、1オクターブ上の音符も簡単に探し出すことが出来ます。
線と線の間の音符も半音上げて計算すればすぐに読むことが出来ます。
≪ヘ音記号≫五線譜の場合
≪ヘ音記号≫にも同じ呪文を当てはめることが出来ますが、ちょっとだけ手間がいります。
五線譜の1番下の線より更に下に、1本仮想線を引き、そこから順に上に呪文「ミソシレファラド」(みそ汁はラード)で当てはめて下さい。
五線譜の更に下に1本線を引き、そこから「ミソシレファラド」となります。
上の音符は、五線譜の下に引いた仮想線「ミ」より、更にもう1本下の線なので、「ド」の音になります。
※「 ミソシレファラド|ミソシレファラド 」というように、言葉の配列的に一つ繰り下がって「ド」となります。
では以下の音は何になるでしょうか?
この場合は、五線譜の一番下が「ミソシレファラド」の「ソ」の になるので「ラ」の音になります。
ではそれより下の音はどうすれば良いか??っていう質問が出てきそうですが、1オクターブ下がっても上がってもこの言葉の順番は変わらないので、繰り返し順番に当てはめてみて下さい。
「ドレミファソ、、、」って数えるよりも2倍のスピードで音符を読む事ができますので、是非これらの呪文を覚えて活用してみて下さい。