今日はDAWソフトとしてPro Toolsを使っているDTM初心者の方へ向けて、プラグインソフトの外部へ持込み方法についてお話です。
今の音楽業界では、アレンジャーが自宅でギターなどを録音して、歌やミックスダウン(TD)の作業は外のスタジオで行うのが一般的です。
レコーディングスタジオには標準ソフトとしてほぼPro Toolsが入っているので、ファイルやセッションやりとりの問題はないのですが、意外に問題になってくるのはプラグインソフトです。
WAVESの標準バンドル(GOLD bundleやPLATINUM bundle)やSOUND TOYSなどは入っているスタジオも多いのですが、特殊なプラグインまで全て揃っているスタジオは中々ありません。
ただ特殊なプラグインが楽曲的にどうしても必要な場合もあります。
そんな時は
- 音源にかけているフラグイン(リバーブなど)のエフェクト音をオーディオ化する
- iLokを持ち込み、スタジオのPCに必要なプラグインをダウンロードする
などして対処するのが良いでしょう。
プラグインにはiLokにオーサライズ情報が入っているので、プラグインソフトをダウンロードすることで、どのPCでも使用する事が可能になります。
プロの世界ではこちらの方が一般的ですね。ただ、プラグインの量が多い場合はダウンロードに時間がかかってしまうため、ほどほどがよいと思いますが、、、
CubaseやLogicなどを使っているアレンジャーの場合は、曲のセッションをレコーディングスタジオで開くことが出来ないので、必然的に音源ファイルを全てオーディオ化しなければなりません。その際、上記のようにプラグインで作ったエフェクト音をオーディオ化してトラックに入れてくる方も多いです。
うちのスタジオにもよく、iLokを持ち込んで必要なものだけダウンロードをして使用しているアレンジャーやレコーディングエンジニアの方がたくさんいらっしゃいます。
どうしてもという時は是非お試しください。