ピアノをリアルに打ち込むには音源(ソフトシンセ)のクオリティーがとても重要になります。今日はピアノ弾きである私がよく使用するオススメのピアノ音源をご紹介したく思います。
まずソフト音源ではSynthogy Ivory IIはお気に入りの一つです。
Synthogy Ivory Ⅱ
Ivory IIの最大の特長といえば、
- 世界最高のピアノ3台(Bosendorfer 290、YAMAHA C7、Steinway D9)を、世界最高のレコーディングエンジニアが、世界最高の環境で、長期プロジェクトで全鍵サンプリング。合計77GB。
- サンプルをただ再生するだけではなく、物理モデリングとのハイブリッド・エンジンを搭載し、よりリアルなストリング・レゾナンス、ハーフペダルを表現
- Piano専用に開発された32bitエンジン、ピアノのためだけのユーザー・インターフェイス
私もよく使用しますが、上品な音を奏でとてもクオリティーが高いです。ピアノの音の抜けも一番良い気がしていて、音数が多い曲の時などすすんで使用しています。私の周りにいる一流といわれるアレンジャーの先輩方の多くもこのIvoryを使っています。
STEINBERG The Grand 3
そして、STEINBERG(スタインバーグ) / The Grand 3もオススメです。
このソフトの簡易版がProToolsのプラグインにもデフォルトで付いていますので、使用された方も多いのではないかと思います。操作性も含めとてもシンプルな作りになっているのも良いですね。
こちらもグランドピアノのYamaha C7、Bosendorfer 290 、Steinway MODEL D があり、さらにはアップライトのYamaha CP80 、Nordiskaもそろっていて曲調に合わせて選定する事ができます。
YAMAHA S90 SE
その他、音源と鍵盤一体型のYAMAHA S90 ESのピアノ音源も私はとても好きでよく使っています。
こちらもSynthogy Ivory II同様に音の抜けがとても良く、特に高音の響きが素晴らしいです。ライブでピアノ曲がある場合はほとんどこれです。レコーディングでも大活躍中です。
他にも素晴らしいピアノ音源も沢山あると思いますので、上記の物も参考の上、是非ご自身の音楽性や好みに合うものを探し出してみて下さい。