本日の音がいいCDのご紹介は私のファイバリットアーティストの一人であるPrinceです。

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Prince(プリンス)【Musicology】

2004年に発売されたこのアルバムですが、2000年以降のPrinceの作品の中では特に素晴らしい出来映えの名盤だと思います。

Columbiaと契約し久々のメジャー配給である今作は、ファンクからバラードまでいかにもプリンスらしい個性あふれる楽曲が並びます。曲調もポップです。
サウンドメイクはとても秀逸で、プリンスワールド炸裂です。誰もマネできません。

クレジット表記に
Engineered by L.Stu Young and Prince
Mastered at Bernie Grundman Mastering, The Hit Factory

とあるように、録音・ミックスはエンジニアと共にプリンスが行っています。
これがまた本当に素晴らしい〜。音のバランスから個々の楽器の音色まで完璧です。緻密に計算されながらもアーティスティックなミックスはどうやってやっているのでしょう?って感じ。

またマスタリングもプリンスではおなじみのバーニーグランドマンマスタリング で行っております。これがまた秀逸。良いマスタリングのお手本のようなサウンドです。

マスタリングエンジニアは、プリンスの初期の大ヒット作から携わっているバーニー・グランドマンさん本人がやっているかは、クレジットがないため定かではないのですが、多分バーニーさんは絡んでいると推測します。もしかしたら、プリンスも一緒にやっていたりするのかも。

バーニー・グランドマンさんは言わずと知れたマスタリングエンジニアですが、彼の作品の中でもとりわけプリンスのマスタリングは、他のアーティストのものよりいつも良い仕上がりになっていると私は感じています。ミックスがいいからでしょうか。

「Musicolosy」この曲は全ての楽器をプリンス本人が演奏してます。

「Illusion, coma, Pimp & Circumstance」この曲のギターの音はホントやばいです。凄い音してます。

皆さんも是非、ミックスやオーディオ試聴用のリファレンス音源として聴いてみて下さい。