最近、初心者だけど自作の曲でニコニコ動画「歌ってみた」「演奏してみた」やUSTREAM、YOUTUBE等で音を配信したいと考えている方が非常に多いらしいです。
機材やマイクの購入を考えている方にむけて、今日は皆様が良く使うマイクについて簡単に説明したく思います。
大きくは以下の2つがあります。
- ダイナミックマイク
- コンデンサーマイク
ダイナミックマイク
ダイナミックマイクを簡単に説明しますと、音の振動を電気信号に変換し、音を入力するタイプのものです。ただマイクを繋ぐだけで音が出て、安値で丈夫で扱いも簡単なマイクですので、ライブやカラオケ等に幅広く使用されてます。
プロが実際にステージで使用するようなものでも1~2万円で購入できます。有名どころで言うライブ等でのボーカル用のマイクとして使われる定番のSHURE 58や、楽器等で使われることが多い定番のSHURE 57があります。
Shure SM58
Shure SM57
コンデンサーマイク
逆にコンデンサーマイクはレコーディングやラジオ収録等のシビアな場面で使用するマイクで、よくでアーティストのレコーディングシーンで上から吊るされている高そうなマイクです。
マイク構造のメカニズムは少し難しいので省きますが、このマイクはファンタム電源という電源を必要とし、この電源なしでは音が出ません。
また湿度や衝撃に非常に弱く、保管も難しいとてもデリケートなマイクです。
価格はダイナミックマイクに比べるととても高価で、高い物だと50万円以上するものもあり、なかなか手に入れずらいものです。(安い物だと3万円くらいからのものもありますが)
有名どころで言うとNeumann U87やSony C-800G等です。日本や海外の有名アーティストもボーカルレコーディングで使っている定番マイクです。
Neumann u87ai
Sony C-800G
- ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの決定的違いは音質
- ダイナミックマイク ⇒ かたまり感はあるが、高音が極端に弱く少しこもったような音質
- コンデンサーマイク ⇒ とてもクリアで些細な音でも拾ってしまう程の繊細なマイク
音が良いのならライブステージでもコンデンサーマイクを使ったら良いのでは?と疑問に思う方もいるかと思います。
しかしライブでコンデンサーマイクを使ったら、ドラムの音やらギターの音やら全ての音を拾ってい収集つかなくなってしまいますよね。衝撃にも弱いため、アーティストもライブどころじゃなくなってしまいますね 笑
その点ダイナミックマイクは派手に動き回れて、音のかぶりも少なく思い切ったライブができます。
今からマイクを購入する予定のある方はこの点を参考にして頂いて、用途にあったマイクを選んで下さい。
プロ仕様のコンデンサーマイクはそう安々と買える値段ではないので、なかなか触れる機会が無いと思いますが、ワンズウィルミュージックスクールで【エンジョイカラオケレコーディング】というカラオケBox感覚でとても安くレコーディングが出来るプランがあります。
ワンズウィルでは上記の説明にも出たNeumann U87など各種コンデンサーマイクも取り揃えておりますので、この機会に是非気軽にレコーディングにもいらして下さい。