ボーカリストにとって声を良い状態い保つ飲み物や食べ物について今日は簡単にお話ししたいと思います。

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ボーカリストにもっとも大切な飲み物は【常温の水】

歌う時に声帯1秒間に「開く 閉じる」の運動を200~2000回行っているということです。このこすり合わせるという動きによって、声帯は非常に乾きやすくなっています。そこで当然水分が必要になってきます。

つまりボーカリストが良い声を保つために最もふさわしい飲み物は水です。喉が渇くことが声には良くなく、声帯は濡れていないとうまく振動しません。

冷たい飲み物やとても熱い飲み物

冷たいものや極端に熱いものを飲むと、その温度の影響で、声帯や発声に関わる筋肉に影響し、組織の大きさが変わるそうです。

筋肉が冷やされると、その動きが悪くなり、熱いものは筋肉が緩んでしまう。また極端に熱いものは声帯周辺が乾燥しやすくなるともいいます。

多少の温かさであれば筋肉の運動を促進する効果もあるので、冷たい飲み物よりは声にいいと言われます。ただ温かい飲み物を多く摂取すると、声帯周辺が乾燥しやすくなることもあるそうで、注意が必要でしょう。

やはり極端に熱いものや冷たいものは喉にとっては良くないようです。

コーヒーやお茶

コーヒーやお茶(紅茶)に含まれるカフェインを過度に摂ることが、歌うためには良くないということです。

少量であればさほど影響はないそうですが、カフェインは体の水分を取り去ってしまい喉が渇きやすくなるそうです。当然声帯には良くないですよね。

カフェインは利尿作用があり、体外に水分を排出する作用があり、体から水分が少なくなると濃い痰が分泌されます。痰がからむと当然歌いにくくなります。

乳製品

乳製品を摂ることで、必要以上の濃い痰(たん)を得ることになり、痰が絡みやすくなります。

体質によっても人それぞれで、乳製品を摂っても痰が濃くならない方なら声には影響はないそうです。

痰は薄く水分を含んでいるもの、濃くて固いものがあるようで、水分を含んでいるものであれば、声帯には悪影響はないとのことです。

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アルコール

過度のアルコール摂取は体を乾燥さる作用があり、体内の水分を蒸発させてしまうので、水分を必要とする声帯には良くありません。

適量であれば、血流が良くなり声帯効率も良くなるという話もあります。

やはりほどほどにですね。

声や喉に良いもの悪いものはいろいろ言われていますが、結論的には歌うときには声帯は常に濡らしておくことが大切です。そのためには水分を補うことが必要で、≪お水を常温≫で飲むことが最も好ましいと言えます。