最近ピアノネタが続いておりますが、今日は弾き心地の良いピアノタッチのキーボードを2つご紹介したく思います。
ピアノをリアルに打ち込む為には鍵盤のタッチも重要
本物のピアノも鍵盤のタッチ感が1台1台違うのと同じで、当然midi鍵盤のタッチもそれぞれです。
細かな演奏や感情のニュアンスを伝えるためには、個々のプレイヤーの好みに合う、よりリアルな鍵盤のタッチ感が求められます。
エレピやピアノタッチのmidi鍵盤も数多くありますが、 いろいろ試した末の私のおすすめはRoland RD-700とYAMAHA S90 ESです。
この2つの鍵盤の共通点は
- バネを使わない自然なタッチのハンマー・アクション(安いピアノ鍵盤にはハンマーの下にバネが入っていて、鍵盤の重さを無理に作り出しているものも多いです)/li>
- そっと弾くと軽いタッチ、強く弾くとしっかりした手応えで幅広い表現力
- グランドピアノと同じく、低音域はずっしり、高音域は軽やかな弾き心地
と本物のピアノの鍵盤タッチを追求して仕上がっています。ピアノ弾きである私としては、とても大事なポイントです。
また、タッチ感の話とはちょっとそれますが、この2つには「ハーフダンパー機能」も搭載していますのでよりリアルに演奏 & 打ち込みをすることができます。
ダンパーペダルを踏む際に、ペダルを深く踏み込むことで音を長くのばし、浅く踏み込むことで短く伸ばすなど、音の減衰時間をリアルタイムにコントロールできる、主にクラシックのピアノ曲などで使用される奏法です。
とても弾きやすいのでライブでのピアノ演奏や、ピアノでの打ち込みはほとんどこの2台で行なっています。内蔵のピアノ音源も非常に素晴らしいのも嬉しい要素です。
ワンズウィルのスタジオにはYAMAHA S90 ESが常設してあります。
というか私はこれ以外のmidi鍵盤ではピアノを打ち込めない位に感じてしまっています(笑)
タッチ感の好みは人それぞれだと思いますし、他にもピアノタッチにこだわった素晴らしい鍵盤もあるかとは思いますのでこれらを参考にご自身に合った音源や鍵盤を追求してみて下さい。