ライブでギタリストやキーボーディストがアドリブでソロを演奏する姿はかっこ良いですよね。
今日は、初心者がアドリブ(即興)でソロを弾くためのヒントを簡単に説明したく思います。
スポンサーリンク
アドリブの基本はスケールにある
アドリブをする上で覚えるべきスケールは、
- ブルーノートスケール
- ペンタトニックスケール
の2つになります。
実はこの2つのスケールさえマスターしてしまえば、ほとんどの曲でアドリブプレイが出来てしまうんです。
- ブルーノートスケール
- ブルース等でよく聞くブルージーな音使いはこのスケールによるものです。
ダイアトニックスケール(通常のドレミファソラシドのこと)の3度と5度と7度を半音下げるとブルーノートスケールに早変わりします。
- ペンタトニックスケール
- ルート、長2度、長3度、完全5度、長6度の5音(Cのキーで例えるならば、ドレミソラ )
これらの音は全てルート音の倍音成分であるため、コードに対してとても協和する音使いになります。
※倍音については【コードの響きが美しいのは倍音に秘密がある】をご覧ください。
ギタリストがどの楽器よりも早くソレらしいアドリブを弾けてしまうのは、このペンタトニックを覚えてしまえば、ギターのフレットを平行移動させるだけで、ほとんどのコードでアドリブが出来るからなのです。
鍵盤やその他の楽器の場合は、半音ずつ移調しながら全てのキーで2つのスケールを覚える練習が効果的です。
これらのスケールを習得したらもう、アドリブ演奏をマスターしたも同然です。あとはそのスケール内の音を使いアドリブでソロを演奏してみて下さい。
スポンサーリンク
アドリブでかっこよいフレーズを作るには?
使える音がわかっても、フレーズが思いつかないという人も多いと思いますが、最初は1小節、2小節と短いフレーズからで構いません。
また、リズムを変えてスケールを上がったり下がったりするだけでもそれらしい雰囲気になります。
同じ音を何度か使ってから上がったりなど、組み合わせは無限大です。
是非、かっこいいアドリブの即興プレイを作り出してみて下さい!
ワンズウィルミュージックスクール 下田 義浩