ボイストレーニングを学んでいる方の中には、発声法やテクニックを気にしすぎるあまり、歌うことだけに集中出来ていない方を時折見かけます。

  • 口の開け方
  • 呼吸法
  • 声をどこに響かせるか?
  • ビブラート
  • 音程

など、ボイストレーニングで基本が身に付いているからこそ、声を自由に操ることが出来るようになり、歌の表現力が増していくのは事実です。

しかし、実際に歌っている最中にこれらを意識しすぎることで、良い声や歌に弊害を与えることがあります。

無意識な筋肉の連携運動によって良い声が生まれる
発声には腹(最下腹部、下腹部、みぞおち、横隔膜、脇腹など)、背筋、咽喉、口腔、顔面…など、いくつもの細かい筋肉が関わっていますが、それら全てが適切な運動をしてこそ、美しい声が生まれます。

しかもこれらの筋肉を無意識に動かすことが大切になってきます。

例えば歌っている時に、≪カツゼツを良くしよう、響きのある声を出そう≫と、口の開け方や、舌の使い方・体の使い方などを意識しすぎると、余計な力が加わり、体は徐々に硬くなり、かえって発声に関わる筋肉のスムーズな連携運動が出来なくなります。

「雑念」ともいうべき意識がかえって発声を悪くする(筋肉の連携運動を阻害する)ばかりか、歌の表現までにも悪影響を及ぼします。

歌は人(リスナー)にどう伝わるかが最も大切です。

ボイストレーニングで学んだ発声法などのテクニックに走ってしまい、伝える気持を忘れてしまう。初心者だけでなく、特に上級者でボイトレで発声をマスターしている方に多く見られる現象です。

  • ここの高音を柔らかく綺麗に響かせたい
  • 子音を上手く発音して跳ねた感じを出したい
  • ビブラートを上手くかけたい

ボーカリストは細かなテクニックを駆使したいものですよね。当然良い歌には重要な要素です。

しかしこれを声帯がリラックスした状態で無意識に表現できればいいのですが、

【上手く歌おう・美しい声をだそう】という意識(雑念)が邪魔をし、体の余計なところに力みが生じて、結果、面白みのない堅苦しい歌になってしまう

方が非常に多いような気がします。

これでは意味がありませんよね。

歌っている側からすれば、自分の自慢の声を存分に発揮しているつもりなのですが、実は聞いている立場からすると押し付けがましく感じたりするものです。

ボイストレーニングで身に付ける発声法は、歌を表現するための手段。

【発声が良い、綺麗な声が出せる】のと、【良い歌を歌える】というのは別の話だと考えております。

歌は【綺麗で響きのある声、声量がある、音程がいい、発音がハッキリしている、高音が美しい】だけでは人に感動を与えることはできません。

少々音程が悪くても、声がかすれていても、【人に伝わるグッとくる歌】を歌うボーカリストはたくさんいます。

ボイストレーニングなどで身に付ける発声法は、あくまでも歌を表現するためのひとつの手段にすぎません。

発声やテクニックは無意識に出来るようになるまでトレーニングを積む。

ボイストレーニングで身に付けた発声(筋肉の使い方など) を、歌う上で意識的にやらないと出来ないようであれば、それは自分のものになっていないということでしょう。

歌う時は「発声を意識しているようで意識していない」感覚で、声をコントロール出来ることが理想だと思います。簡単なことではありませんが、そのためには発声の基礎トレーニングを積み重ねいくことで成し得ることなのだと思います。

そして最後には心をこめて歌うことが何より大切になってくるのだと考えております。

皆さんも、歌う時には余計な雑念は消して、心の底から歌うことだけに集中してみてください。基礎トレーニングをしっかり行っている方であれば、自然と素晴らしい声で歌を表現出来ると思います。

ワンズウィル 中山 雅生

闇雲にボイストレーニングを続けても上達しない訳とは?

「あんなに音程や高音で悩んでいた私が嘘みたい。自信を持って歌える自分になれた。」レコーディングしてハッキリ分かったんです。自分のウィークポイントが。

録音した歌を聞くと、問題点が手に取るように分かります。間違いに気づかないままでは、いくら練習しても上達は望めません。

ワンズウィルのボイストレーニングは発声練習だけで終わりません。レコーディングして歌い方をチェック。だから「発声力と歌唱力」を同時に手に入れることが出来ます。

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