今日は来週レコーディング予定のアレンジ楽曲のリアンプ作業に没頭しております。

リアンプを行なう際に使用するプリアンプは、曲調や楽器の種類によって色々選んでいます。

今回はChameleon Labs  Model 7602 mk2 Toneflake Custom stage2を使用しての作業です。

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NEVE 1073からChameleon Labs  Model 7602 mk2 Toneflake Custom stage2に購入変更

Chameleon Labs Model 7602 mk2 Toneflake Custom(stage2)
Chameleon Labs Model 7602 mk2 Toneflake Custom(stage2)

私が所有する7602 MK2はToneflake代表の佐藤氏に直接カスタマイズしてもらったもので、入力段にヴィンテージの純正MarinAir<マリンエア>トランスが組み込まれており、音も非常に気に入っています。

中でもEQの掛かり具合は格別で、奥行き感や立体感も素晴らしく、音に上品さが加わる感じもあります。プラグインでは表現できない深みがでます。

私がこのマイクプリを購入したのは、周りのエンジニアやアレンジャー、ワンズウィルの講師でもある作曲家・音楽プロデューサー中野雅仁氏からススメられたのがきっかけでした。

みなさんNEVE 1073からこのChameleon Labs  Model 7602 mk2 Toneflake Custom stage2に買い替えていたんですね。

私も当初はNEVE 1073を購入予定だったのですが、その方達曰く、なかなか良い状態の1073はなく、良く言えばヴィンテージ独特の太さや深みのある音がするけれど、悪く言えば音がにじむ、抜けが悪い1073が多いというんですね。

その点このマイクプリは音の抜けも太さも素晴らしく、現代のサウンドにはこちらの方が合っているというのが決めて手になりました。

midiで鳴らしているソフト音源を一つずつ丁寧にリアンプしていくので、半日作業になってしまいますが、音がどんどん太く生まれ変わっていく様が快感ですね。

ワンズウィル 下田 義浩