本日の≪録音の良いCD≫をご紹介はブラジリアン・ミュージックのCelso Fonseca(セルソ・フォンセカ)です。

celso fonseca(セルソ・フォンセカ) 【Rive Gauche Rio】

セルソフォンセカは母国ブラジルでは、ギタリストとしてジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローソ、ミルトン・ナシメントをはじめ数多くのトップ・アーティストのレコーディング/ツアーに参加。また、プロデューサーとしてもジルベルト・ジル、ガル・コスタ、ダニエラ・メルクリらを手掛け、数々の傑作を生み出している方です。

【Rive Gauche Rio】は2005年に発売された6枚目のアルバムで、内容的には現代の要素を取り入れてはいますが、正当派ボサノヴァサウンドといったところでしょうか。
メロディーと歌が素晴らしく、さすが実力者セルソフォンセカといった感じです。
ガッドギターの音もとても良く、演奏も見事です。

このアルバムも、音楽プロデューサーの中野雅仁氏から「中山さん、とにかくサウンドが太くて厚みがあり、凄く音がいいので聴いてみて」とススメられて購入したアルバムです。

ガッドギターがとても存在感がある音で、ベースも太く、ヴォーカルの音像もとてつもなく大きいです。パーカッションの音もリアルで深みがあります。

特に、2曲目の「Por Acaso, Pela Tarde」8曲目の「Bela」のWood Bassの音の太さはヤバいです。
安いコンポではとうてい再生しきれない低音です。スタジオでは標準のモニタースピーカー YAMAHA NS-10なんかでもまったく駄目ですね(笑)

話はそれますが、プロの世界ではもう少しスタジオのモニタースピーカーの選定を考えた方がいいと感じています。音を作っているのに、全ての音域をきちんと再生しきれないスピーカーを使っているからです。これはまた別の機会に書こうと思います。

話を戻すと、11曲目の「My Broken Heart」のガットギターと歌は、まるでそこで演奏しているようにリアリティーがある音です。

クレジットを見ると
録音はブラジルのリオデジャネイロ、ミックスダウンはベルギーのブリュッセル、マスタリングは同じくベルギーのリールで行っているようです。
音楽はアメリカ、イギリスでレコーディングというのが一般的だと普通は思いますよね。でもこんな素晴らしい音をブラジルやベルギーで制作しているんです。

一つ一つの楽器をきちんと良い音で録音して、マスタリングも音の厚みを重視した仕上がりを想定しているのだと思います。もちろんそのためには元の演奏が良いことが条件になると思いますが。

mp3やYou Tubeだと、この低音感とか音の太さは分かりにくいと思いますので、是非CDで聴いていただければと思います。

アルバム試聴

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アーティスト公式HPでも全曲試聴できます

http://www.celsofonseca.com.br/sec_disco_view.php?id=4&discos=1

YouTube

【Bela】
【Pousada】

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