今回の音が良いCDは、ウエストコースト・ジャズを代表するミュージシャンの一人で、デイヴ・ブルーベック・クァルテットで「Take Five」を作曲し、あのアルト・サックスのフレーズで有名なボール・デズモンドが1959年に発表した自己のリーダー作【First Place Again】です。

ご存知の通り「テイク・ファイブ」はモンスター級のヒット曲で、それまでジャズなど聞いたことがない人たちからも圧倒的に支持された曲です。

※記事の最後に「Take Five」のオリジナルが納められたアルバム、デイヴ・ブルーベック・クァルテット【Time Out】とYouTube動画をご紹介します。

その「Take Five」が納められているアルバム、Dave Brubeck Quartet 【Time Out】の一週間後に録音されというこの【First Place Again】は、ポール・デスモンドの残したアルバムの中でも最高傑作と呼び声の高い名盤です。

[heading style=”1″]Paul Desmond(ボール・デスモンド)
【First Place Again】[/heading]

Paul Desmond(Alto Sax)、Jim Hall(Guitar)、Pervy Heath(Bass)、Connie Kay(Drums)、Bob Prince(Producer) 1959年9月5~7日 ニューヨーク録音

ギターはジャズ・ギター界の重鎮ジム・ホール、リズム隊はMJQ(Modern Jazz Quartet)のメンバーであるコニー・ケイ(ドラム)とパーシー・ヒース(ベース)です。

本作はピアノレスのギター・トリオをバックに、フワフワと漂うボール・デズモンドの歌心溢れる美しいアルトサックスの音色がとても心地良い作品です。ギター・ベース・ドラムもそのサックスの音色に寄り添う感じで、決して邪魔をせず、しかししっかりと支えている演奏がとてもGOODです。

ポール・デズモンドのサックスは本当にまろやかで柔らかく、無駄なアドリブなどない美しいフレーズを奏でます。私のお気に入りのサックスプレーヤーです。
特にアルバム4曲目の【Greensleeves】の穏やかで繊細な演奏・音色はたまりません。格調の高さまで感じます。

あまりJazzをお聞きにならない方は、1950年代のJazzというと古すぎて音が悪いんじゃないか?とお思いの方も多いでしょう。
でもそんなことはなく、本当に良い録音で音も太い作品が多いのです。(Jazzファンの方は当然音がいいのはご存知ですよね)
どうやったら、こんなにリアルでナチュラルな音で録音出来るんだろう?と感じさせる素晴らしい音質の作品が実に多いんですね。
現代のデジタル機器を多用したレコーディングでは決して出せない音をしています。
今の時代、録音現場に関わらせてもらっている私としてはいつも考えさせられてしまいます。

この作品は太い音というよりはハイファイなイメージです。
EQやエフェクター、デジタル機器で過度に加工した現代のハイ上がりなサウンドとは全く別物の、ナチュラルであたたかい高域です。耳障りなことは決してなく心地良い音の抜けをしています。

録音やミックスも余計なことは一切せず、各楽器が奏でる音を、そのままリアルに適切なマイキングでひろい、アナログ機材を通して録音するという理にかなったエンジニアリングをしているんだと思います。

Paul Desmond 【First Place Again】はジャズに明るくない人にも、入門編として安心してお薦めできるアルバムです。

今後も1950年代のJazzをたくさん紹介していこうと思っております。

(注)JazzのCDは品番によってマスタリングが違う事もあり、同じアルバムでも音質が随分と違う場合があります。

【Greensleeves】
【I Get A Kick Out Of You】

【Take Five】

「Take Five」のオリジナルが納められたアルバム
Dave Brubeck Quartet 【Time Out】


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闇雲にボイストレーニングを続けても上達しない訳とは?

「あんなに音程や高音で悩んでいた私が嘘みたい。自信を持って歌える自分になれた。」レコーディングしてハッキリ分かったんです。自分のウィークポイントが。

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