今回の音の良いCDは、白人のアルト・サックス奏者の最高峰であり、ウエスト・コーストを代表するジャズミュージシャン、アート・ペッパー【Art Pepper Meets The Rhythm Section】です。

Jazzファンには言わずと知れた名盤で、おそらくアート・ペッパーの作品の中でも最も広く人気があり、録音で定評がある西海岸のJazzレーベル、コンテンポラリー(Contemporary Records)を代表する作品としても知られています。

録音が良いとされるアルバムとしても有名で、オーディオ機器チェック用のリファレンスとして、オーディオファイルなら必ず持っているアルバムとも言われています。

1957年のスタジオ録音なのですが、50年以上も前の録音であることを感じさせない、自然で抜けの良いリアルな音質で、4人の演奏の躍動感をそのままダイレクトに感じることが出来ます。(というより現代の録音よりはるかに良いです)

録音はコンテンポラリー・レコードの不世出のレコーディングエンジニアRoy DuNann(ロイ・デュナン)の手によるもの。数えきれない程の名盤とうたわれるレコーディングに携わってこられた方で、Jazz好きの方であれば彼の名前を知らない人はいないでしょう。

ロック・ポップス・ソウルファンの方にもJazz入門編として親しみやすい作品だと思います。

[heading style=”1″]Art Pepper(アート・ペッパー)
【Art Pepper Meets The Rhythm Section】[/heading]

 
左がOJC盤 右がESSENTIAL JAZZ CLASSICS盤
ESSENTIAL JAZZ CLASSICS盤が音が良いとか、XRCD盤やOJC盤の方がいいとか、昔のビクターの国内盤がいいとか、議論は絶えません。JazzのCDは品番によってマスタリングが違う事もあり、同じアルバムでも音質が違う場合がありますが、いずれも素晴らしい音質です。高価なプレミア価格のものよりまずはお手頃な値段のCDで聞いてみるのが良いと思います。

Art Pepper(Alto Sax),  Paul Chambers(Bass),  Philly Joe Jones(Drums),  Red Garland(Piano),  Lester Koenig(Producer),  Roy DuNann(Engineer)
録音:1957年1月19日

このアルバムは、ウエスト・コースト・ジャズを代表するアート・ペッパーが、イースト・コーストで当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったThe Miles Davis Quintet(マイルス・デイヴィス・クインテット)が誇るいわゆる「ザ・リズムセクション」、Red Garland(p.レッド・ガーランド)、Paul Chambers(b.ポール・チェンバース)、Philly Joe Jones(ds.フィリー・ジョー・ジョーンズ)を迎えて録音したもの。

人気絶頂の最強の「ザ・リズムセクション」の3人のバックは、主張しすぎず引きすぎず、アート・ペッパーを絶妙なアンサンブルで支えています。
そのプレイに触発されて、アート・ペッパーのサックスもよくスウィングし冴えまくっています。
フレーズやアドリブは唄心に溢れ、アルトサックスの音色がとにかく美しいです。まさに名演。

話によると、後にテープ倉庫を調べても残りのテイクは見つからなかったということで、このアルバムはワンテイクで全曲を仕上げたということです。即興演奏としてのJazzの本当の醍醐味を感じることが出来ます。

ロイ・デュナンの録音は、人間の生のプレイをありのままに記録していて、とても臨場感があり、目の前で演奏を聞いているかのようです。
エフェクターやEQで作られた音ではなく、楽器の音色をそのままに空間の響き共にレコーディングしているのが分かります。ナチュラルで鮮明なサウンドです。マイキングの技術も素晴らしいのが容易に想像できます。

ミュージシャンの演奏(奏でる音)が良いというのもあるのでしょう。余計なことは一切せずに、鳴っている音をそのまま拾ったという表現が適切のような気がします。
アルト・サックスの艶のある音色、そしてワイヤーブラシでスネアを擦る音、叩く音などが超リアルでドラムの音も素晴らしく、ミュージシャンの息づかいがそのまま伝わってきます。

1950年代の録音というと、Jazzをあまりお聞きにならない方は、「音がこもっていて、古臭い音をしているのでは?」とお思い方も多いと思います。

そんな方にこの是非CDを聞いて頂いて、50年代のJazzの録音の素晴らしさを知って頂きたいと思います。

アルバム試聴

【You’d Be So Nice to Come Home To 】
言葉はいりません。歴史に残る名演奏です。是非CDでも聞いてみてください。
【Red Pepper Blues】

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