皆さんこんにちわ、ボイストレーナーの向井です。

当校生徒さんへのアンケートでも、歌が上手くなりたい理由の第1位は「カラオケを上手に歌いたいから」です。

もちろん中には「将来プロを目指しているから」と言う方も多いですが、全体で考えると圧倒的に「日常的なカラオケを上手く歌いたい」と言う方が多いのです。

今日はそんな方のために

  • モノマネで歌が上手になる?!
  • モノマネで声色トレーニング ⇒ 顔・舌・口の中の部位を鍛える ⇒ 歌声を細やかにコントロール出来るようになる

ことについて、音源や画像を交え書いてみたいと思います。

これは、ちょっとおふざけ的でもあるのですが、歌を上手く歌うためのコツにもなりますので、是非読んでみてください。

プロの歌手は歌う時、何を考えているか?

『歌う時に何を考えているのか?考えたら良いのか?』そんなこと考えたこともない、と言う方もいらっしゃると思います。

しかし、歌と言うのは表現の方法ですので、厳密に言うと様々な感覚が存在します。

例えば、私達プロは歌う時、こんなことを考えています。

    歌う時に考えること

  1. 音程
  2. リズム
  3. 歌のニュアンス(節やビブラートなど)
  4. 声色
  5. 想い

考えるというより、瞬時に感性がはじき出すと言うような感覚ですが。これは、長年の積み重ねによって出来るようになります。

また精度は別として、1~2は誰しもが考えて歌っていることでもあります。

1~3に関しては、このブログでもたくさん記事なっていますので、ご参考にどうぞ。 ⇒ <歌上達の方法>記事まとめ

この中から、今日は4の声色に関して解説したいと思います。

声色とは?

では、声色とは何でしょうか?これを声の色と書いて「こわいろ」と呼びます。

みなさん普段、何も考えずに声を発していると思います。ですがこの声にも種類があります。同じ音程、同じリズムであっても、出す声の種類で雰囲気が変わります。

分かりやすい例で、役者さんなどは「おはよう」というセリフを何通りも言い分けるはずです。試しに下のバリーエーションで「おはよう」と言ってみて下さい。

1)ねむそうに
2)ハツラツと
3)恥ずかしそうに
4)おどけた感じで

パッと思いつくだけでも、何種類も出てきます。この場合はセリフですが、それぞれ違った声色を使うと上手く表現できるはずです。

モノマネの達人になろう

歌にも同じ様に声色が存在します。歌の場合は分かりやすく同じ音程、同じ言葉で実演してみたいとおもいます。

声色の実演音源

5パターンの声色を歌ってみました。聴いてみて下さい。

① 普通のア
② 広角が上がったア
③ 鼻にかかったア
④ 喉を開いたア
⑤ 喉を締めたア

どうですか?それぞれに違いがありますよね。画像を交え補足しましょう。

1.普通の「ア」

普通のアの口の開け方

これはいわゆる普通の「ア」です。
力まず自然な状態で「ア」と言っています。

2.広角が上がった「ア」

広角が上がったア

①とほぼ同じですが、頬骨の筋肉、表情筋を上に上げて笑った様な顔で発した「ア」です。

口の開口部面積をわざと広めに開けている分、サウンドは少し明るく聞こえますね。

3.鼻にかかった「ア」

鼻にかかったア

これはいわゆる鼻声。舌の奥を持ち上げ、鼻の穴の空洞である鼻腔に音を響かせたもの。

ただこの場合、完全に鼻腔に響かせていると言うわけではなく、多少口からも空気が出ている状態です。

4.喉を開いた「ア」

喉を開いたア

舌の奥を下げ、軟口蓋を上に上げ、喉を開いた声です。

ふくよかで芯のある太い声を出すには、この出し方が良いでしょう。

5.喉を締めた「ア」

喉を締めたア

声門全体を締めあげ、ビリビリと細い声。

高周波により音の角が立つので、目立ちやすく、キャラクター系の声にも多く用いられます。

ただ、訓練を積まないで多用すると、すぐ喉が痛くなってしまう可能性もあります。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、個性的な響きの③や⑤は、ほとんどモノマネの世界ですね。

③の様な鼻にかかった声で歌う歌手の方もいらっしゃいますし、⑤はお笑いの出川哲朗さんや、俳優のえなりくんの様な声です。

そうなんです。

この声色を変えるということは、モノマネの方々がやっていること

なんです。

モノマネの方が歌が上手な理由

つまり、

モノマネと言うのは、口腔内やそれに付随する様々な部位を細かくコントロールして行っているモノなのです。
そして、細かいコントロールが出来るということは、歌の節やニュアンスを細かく調整できる

ということになります。その証拠に、モノマネの方々は歌の上手な方が多いと思いませんか?

それは、彼らの舌筋や口腔内筋肉がモノマネをやることで普通の人以上に発達している証拠なのです。

面白い声を出しているタレントさんや歌手を見つけたら、みなさんも是非モノマネをして下さい。出来なければ何度もチャレンジして下さい。これは簡単にできる歌上達のためのトレーニングです。

極論ですが、モノマネが上手に出来るようになれば、歌も上手くなります

モノマネをやる上で大事なポイント

ただやみくもにやっていては駄目です。大事なことは、

    モノマネをしている時に

  • 自分の口の中がどうなっているのか?
  • 厳密に言うと舌筋や口腔内筋肉、表情筋などが、どの様に動いているのか?
  • を感じて下さい。もしくは、鏡で口腔内を観察して動きを確かめてみてください。

例えば、鼻に抜ける音の微妙な抜け具合や、喉の奥の開き加減など、微妙な違いを感じてみるだけで、今まで気づかなかったことに気づきます。
各部位の微妙な動きをつかみとることで、神経が細やかに働き出します。そして、誰もがより細かい精度で各部位を動かそうとします。

これは、歌上達へ大きな一歩になります。


当校ワンズウィルの「カラオケ上達ボイトレ講座」でも、このようなことを分かりやす解説しレッスンしていきます。

カラオケ上達ボイトレ講座の特徴

「本格的にボイストレーニングを習うのはちょっと…気が引ける。発声のコツをちょっとだけ知りたい。気軽に楽しくボイストレーニングをしてみたい」そういう方に打ってつけのボイトレ講座です。

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闇雲にボイストレーニングを続けても上達しない訳とは?

「あんなに音程や高音で悩んでいた私が嘘みたい。自信を持って歌える自分になれた。」レコーディングしてハッキリ分かったんです。自分のウィークポイントが。

録音した歌を聞くと、問題点が手に取るように分かります。間違いに気づかないままでは、いくら練習しても上達は望めません。

ワンズウィルのボイストレーニングは発声練習だけで終わりません。レコーディングして歌い方をチェック。だから「発声力と歌唱力」を同時に手に入れることが出来ます。

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