最終更新日:2015年4月23日

先日、ワンズウィルのレッスンでも使用しているMboxに付属の【Pro Tools Express】をMacBook Airにインストールして使用してみました。

Pro Tools Expressとは
AVIDのインターフェースであるMboxに無償で付属されているスタジオ標準Pro Toolsの簡易版ソフトです。

  • Pro Tools|HDやPro Tools 11の多くの機能を備え、上位 Pro Toolsとのセッション・ファイルの互換性もあります。
  • 高品質プラグインと自動遅延補正機能も装備。最大同時オーディオトラック数は16トラック。
  • のちにPro Tools 11へでアップグレードも可能。

つまりインターフェイス Mbox mini(実売価格:¥25,000前後)やMbox (実売価格:¥30,000前後)を購入すると、タダでついてくるDAWソフトです。

プロ御用達のスタジオ標準 Pro Tools の音質と機能がこんな価格で手に入ってしまいます!DTM・作曲初心者の入門用にオススメです。

※Pro Toolsソフトウェアのバージョン比較の詳細はこちらを参照して下さい。

Avidは2015年1月22日に「Pro Tools 12」とともに、Pro Tools の無償版になる「Pro Tools|First」を発表しました。

Mboxの種類

  • Mbox mini
    2in2outのオーディオ・インターフェース。24bit48kっていうのはさほど問題はないのですが、MIDIが付いていない事と、PCとの接続がUSB1.1で転送速度が遅いというのがちょっとネックに感じます。
  • Mbox
    4in4outオーディオ・インターフェース。24bit96kまで対応し、MIDI機器も1in1outの接続可能。またPCとの接続がUSB2.0なのでMbox miniよりも転送速度は約40倍ほど速い計算になります。
    ※転送速度比較(理論値) USB2.0 ⇒ 480Mbps USB1.1 ⇒ 12Mbps
  • Mbox Pro
    24bit192kまで対応するMboxファミリーの最上位機種で8in8outのオーディオ・インターフェース。PCとの接続は高速のFireWire800を使用。MIDI機器も1in1outの接続可能。

上記のようにMboxにもそれぞれ種類がありますが、今回はMboxとMboxシリーズに付属しているPro Tools Expressの個人的な使用感を書きたく思います。

Pro Tools ファミリー 〜実売価格〜

お値段に関しては、以下を参考にして下さい。

操作画面

インターフェースに付属しているソフトという事で最初は少し舐めていたのですが、Pro Tools Expressを立ち上げてみてまずびっくりした事は、Pro Tools|HDと全く同じ画面が立ち上がった事です。

編集画面

Pro Tools Express 編集画面

ミキサー画面

Pro Tools Express ミキサー画面

さっと使用した感じでは操作性も全く同じでした。

内蔵インストュルメント

気になっていた、インストゥルメントを見てみると、以前こちらのブログでもご紹介したことのある【Boom】と【Structure Free】、【Xpand!2】の3つが入っていました。

※Structure Freeとは、Pro Toolsとシームレスに連携が行えるプレイバックサンプラーのStuctureから一部の機能を抽出した機能制限版のプラグインです。

Pro Tools Express インストゥルメント

この3つがあれば初心者であれば不自由無く作曲・アレンジ作業が行えると思います。とくにマルチ音源である【Xpand!2】は私もかなり使っています。

内蔵プラグイン

プラグインもEQ、Dynamics、Pitch Shift、Reverb、Delay、Modulation、Harmonic、Ditherのカテゴリーごとにそれぞれ主要なものは揃っているので、こちらも作編曲する上では全く問題なく思いました。

Pro Tools Express_プラグイン
Pro Tools Expressに標準で付属するプラグイン  ※クリックで拡大

歌のレコーディングの使用感

実際にマイクをセッティングしてみてヘッドフォンをして簡単に歌を録音してみました。

録音環境はバッファサイズをデフォルトの512サンプルのままで行うと、ヘッドフォンからの歌の返りに相当なレイテンシー(遅れ)を感じました。

バッファサイズを下げながらレイテンシーを許される範囲まで抑えて行くと、64サンプルくらいが良いと思います。

ただ64サンプルだと動作に若干不安が残るので、ギターや歌録音の際は立ち上げているプラグイン類をオーディオ化するなどの工夫は必要でしょう。

※あくまでもMacBook Airのプロセッサ1.6 GHz Intel Corei5  メモリ2GB を使用しての使用感です。PCのスペックの大きさにより使用感は変わってくると思います。

無制限のPro Tools|HDや256トラックまで再生可能なPro Tools 11に比べると、16トラックまでとトラック数やプラグインに制限はあるものの、簡単な作曲アレンジをしたり、自宅で歌を録音するには十分なスペックであると思いました。

Pro Tools Express から Pro Tools 11へのアップグレードが¥22,000~23,000円で可能なので(2015年4月現在)、初心者の方でDAWソフトに迷っている人にはとてもオススメデす。Pro Tools 11 を普通に買うと80,000円前後なので、かなり安くすみます。

Pro Tools SE について

また、僕は使用した事はないのですが、M-Audioブランドのオーディオインターフェイスに付属して【Pro Tools SE】という最下位バージョンも存在します。実際に購入し使用したOne’s WILLの生徒さんに聞いたところ、機能が簡易すぎてほぼ使えないとの意見を頂きました。

Pro Tools|HDやPro Tools 11など、上位 Pro Toolsとのセッション・ファイルの互換性はないようです。またアップグレードも出来ないとのことです。

お知らせになりますが、ワンズウィルミュージックスクールでは、Pro Toolsを使ってDTMを始めたい超初心者の方にピッタリのレッスンコース『Pro Tools 超初心者コース』を開設しています。

機材購入のアドバイスからPro Tools の初歩的な使い方、作曲・アレンジ・録音方法を学ぶ初心者のためコースで、皆さんに大変ご好評を頂いております。

生徒さん達の多くはまず最初にMboxを購入して、このPro Tools ExpressでDAWソフトの使い方の基本を学んで、ある程度いじれるようになったら多機能のPro Tools 11へアップグレードし、更なるレベルアップをはかっていく方がほとんどです。

Pro Toolsの解説書を読むと、なんだか小難しい言葉がならんでいて、覚えるのが大変そうですが、このPro Tools Express はそんなことありません。ポイントさえを知ってしまえばパソコンソフトを使う感覚で操作出来るようになると思いますよ。

当ブログの『DTM初心者にPro Toolsの購入から使い方まで分かりやすくご指導 【レッスン解説】』の記事では、DTMの全くの初心者の生徒さんが、Pro Toolsを購入するところからレッスンが始まり、今では難なく楽曲を打ち込んで完成できるようになった模様を書いています。

これを読めば、DAWの知識が全くない方でも、作曲・アレンジ、打ち込みが出来るようになることがお分かり頂けると思います。

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