最終更新日:2015年2月12日

DAWソフトはフリー(無料)のものから初心者向けの低価格のもの、プロユースのものまでたくさんありますが、これからDTMを始めたい方は、どのDAWを選べばいいのか?分からないし、悩みますよね。

そこでオススメしたいのが、やはり業界標準のDAW Pro Tools です。せっかくDTMを始めるなら、のちのち本格的なDAWを使って曲を作ってみたいですよね。

Avidは2015年1月22日に「Pro Tools 12」とともに、Pro Tools の無償版になる「Pro Tools|First」を発表しました。

Pro Tools 12 についてはコチラ
Pro Tools|First についてはコチラ の記事で詳しく解説しています。

機能は制限されているとはいえ、Pro Tools|First をダウンロードすれば、誰でも無料でプロ定番の Pro Tools を手に入れることが出来るようになります。

これを使わない手はありません。しかも使い方は決して難しくはないんですね。Pro Tools 12 や Pro Tools|First について、記事の後半に述べさせていただきます。

プロのアレンジャーは Pro Tools にDAWソフトを移行し始めている

最近ではプロのアレンジャー(編曲家)は、Pro Tools で打ち込みから録音まで全てをこなす人が多くなってきています。

今まで使っていたDAWソフトからどうして Pro Tools に乗り換えているのでしょうか?

その点について書いてみたいと思います。

Pro Tools 11

Pro Tools は音楽業界標準のDAW

Pro Tools はレコーディングスタジオでは超定番のソフトウェアで、業務用プロスタジオのほぼ100%が Pro Tools を使っている

と言っても過言ではありません。

というより、商業スタジオが他のDAWを導入したとしても、まずお客さんは来ないでしょう。

というのも、メジャーレコード会社ではレコーディングセッションのアーカイブ(保管)をPro Toolsで行うことが多いためです。また最初に広まったのが Pro Tools であったというのもあるでしょう。

しかし一昔前までは、Pro Tools は録音専用のソフトというイメージが強く、アレンジなどの楽曲制作を行うには少し使いづらいところもありました。
そんなこともあり、作曲家やアレンジャーは Digital performer、Logic、cubase、SONAR などを使う方が多かったのです。

最上位機種のPro Tools|HDX はシステムを組むと300万以上もするというのもネックになっていたのでしょう。

Avid | Pro Tools 11 HDX

比較的安い Pro Tools LE というシステムもありましたが、同時再生トラック数に制限があったり、遅延補正がないなど、プロが使うにはやや機能面で満足できないものでした。

ただここ最近の Pro Tools は、midiや打ち込み機能も素晴らしく充実し、プラグインやソフトシンセも豊富にそろってきたため、私達のまわりのアレンジャーの多くが Pro Tools に移行しています。

Pro Tools 9 になってからは同時再生オーディオトラック数が96トラックに増え、自動遅延補正の機能も付き、サードパーティ製オーディオインターフェイスを自由に選べるようになったのも大きいと思います。

しかもインターフェイスを含めても10万もしない価格で購入できるということもあり、作曲・編曲をメインに作業するアレンジャーにとっては魅力的なDAWソフトになりました。

ちなみに私も以前は Digital Performer を使っていましたが、Pro Tools | HD にシステムを変更しました。慣れてくると打ち込んでいる時点で、ミックスダウン(TD)まで想像しながら音作りも同時に出来るところがとても気に入ってます。

アレンジャーがPro Toolsを使うメリット

何といっても

Pro Tools を使う1番のメリット
アレンジしたセッションファイル(楽曲データ (※1))を、そのままレコーディングスタジオに持ち込める

ということでしょう。

※1 セッションファイルとは?

簡単に言えば Pro Tools で制作した楽曲と考えて下さい。

正直、Digital performer や cubase 等、別のソフトで音楽データを作った場合、セッションをいちいちオーディオファイルに書き出さなければならず、この作業は本当に手間がかかるのです・・・

私の大先輩のある有名アレンジャーは、普段は Logic でアレンジ(打ち込み)作業をして、スタジオにセッションファイルを持ち込むだけのために、わざわざ Pro Tools | HD を購入していました。お金持ちです(笑)

Logic だとプラグインソフトやEQ、フェーダーバランスなどのデータをそのままスタジオで再現できないので、レコーディングエンジニアにサウンドの方向性を使えるのに不敏だったからだそうです。

でももちろんその方も今は Pro Tools に完全移行しています。

また、Pro Tools を操作できると、スタジオ作業の最中にエンジニアにどうしても伝わりにくいような細かな作業を、自身で出来てしまうというメリットもあります。

今からDTMを始めたい方にもPro Toolsをおススメします

Pro Toolsは何か敷居が高いイメージをお持ちの方も多いでしょう。特にDTM 初心者の方はそう感じますよね。

しかし今は初心者向けの低価格なシリーズもかなり充実しています。こちらをご覧ください。

Avid | Pro Toolsソフトウェアの比較表
Avid | Pro Toolsレコーディング・システムの比較
Avid | Pro Toolsのレコーディング比較の詳細

【 Pro Tools Express 】

Mbox、Mbox Mini、またはFast Track Solo、Fast Track DuoのAvidインターフェイスに無償バンドルされているソフトです。初心者にオススメ!

Pro Tools Expressについてはこちらの記事をご覧ください。
初心者にオススメの【Pro Tools Express】の個人的な使用感

【 Pro Tools | First 】

2015年1月22日に発表されました。MboxなどAvidインターフェイスを購入しなくても、ダウンロードすればフリーで誰でも無料でPro Toolsを使えるソフトです。初心者にオススメ!

2015年の第一四半期(1~3月)に無償でダウンロード提供が開始される予定です。

無償版 Pro Tools | First についてはこちらの記事をご覧下さい。
Pro Tools | First ~業界標準のプロ用DAW「 Pro Tools 」が無料で手に入る~

【 Pro Tools 11 】

実売価格70,000円前後で購入でき(2015年2月現在)、プロ仕様の音楽プロダクションに対応します。作曲家・アレンジャー・レコーディングエンジニアの多くが、自宅などで作業するソフトとして使用していることが多いです。

【 Pro Tools | HD 11 】

まさに業界標準。プロフェッショナルスタジオではほぼ100%の普及率私達はメジャーレコード会社から請け負う仕事で、このPro Tools HD 以外のシステムで音楽制作をやったことはありません

【 Pro Tools 12, Pro Tool | HD 12 】

2015年1月22日に発表されました。ソフトの内容はまだ発表されてませんが、今までと違った新たなライセンス形式での販売形態やアップグレード・サポートプランになります。2015年2月に販売を開始する予定とのことです。
詳しくはこちらをご覧ください。

せっかくDTMを始めるなら業界標準プロ定番の Pro Tools で

これらはのちのち上位機種へアップグレードやクロスグレードすることも可能です。

入門向けの【Pro Tools Express】はプロが使用している Pro Tools と同じプラットフォームで音楽を制作・レコーディングしたり、編集、およびミックスが出来るので、まずはこれから覚えていくのも良いと思います。

またセッション・ファイルは Pro Tools 11 や Pro Tools HD 11 とも互換性があるので、後に上位ソフトへアップグレードしたとしても、そのセッションファイルは使えます。

※ ただ【 Pro Tools Express 】は、Mbox、Mbox Mini、または Fast Track Solo、Fast Track Duo のインターフェイスを購入しないと入手できず、これらのAvid製インターフェイス以外は使用できません。

Pro Tools ファミリー 〜実売価格〜

Pro Tools | First はこれからDTMを始める初心者に超オススメ

2015年2月には、無料でダウンロードでき、iLokを必要とせず、インターフェイスも自由に選べる【 Pro Tools | First 】が提供されます。簡単にインストールして使うことが出来るので、DTM初心者の方はまずこちらから試してみるのがいいと思います。

※ 但し、Pro Tools | First は Pro Tools や Pro Tools | HD のセッションファイルは開けません。ただ、今後リリース予定のクラウド・コラボレーション機能を使えば、通常版の Pro Tools で作成されたプロジェクトとコラボレーションは可能なようです。

Pro Tools | First

世の中にはたくさんの初心者向けDAWソフトが発売されていますが、せっかくDTMを始めるならプロ定番の Pro Tools を使った方が、本格的に音楽を作りたいと思った時のためにいいのではないでしょうか?

お知らせになりますが、
ワンズウィルミュージックスクールでは、Pro Toolsを使ってDTMを始めたい超初心者の方にピッタリのレッスンコース『Pro Tools 超初心者コース』を開設しています。機材購入のアドバイスから Pro Tools の初歩的な使い方、Pro Tools を使って作曲・アレンジ・録音方法を学ぶ初心者のためコースで

Pro Tools のぶ厚い解説書を読むと、なんだか小難しい専門用語がならんでいて、初心者には理解できないですよね。
でもご安心ください。ポイントさえを知ってしまえば、全てを覚える必要はなく、パソコンソフトを使う感覚で操作出来るようになります。

「使い方が分からない、トラブルで悩んでいる」という方は、まずは体験レッスンにお申込み下さい。ワンズウィルが責任を持って完全フォローいたします。

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